EMC VxRackをレビューラックに投入

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EMC VxRackをレビューラックに投入

Storage Review は、オールフラッシュ EMC VxRack 構成をテストし、X-IO の ISE-860 や、当然ながらハイブリッド Nutanix リグを凌駕する優れた性能を確認しました。

EMC は 2015 年 5 月に VxRack スケールアウト ストレージ システムを発表しており、より小型の VSAN ベースの VxRail が昨日リリースされました。

ストレージ レビュー テストでは、ノードあたりデュアル Intel E5-2680 V3、12c、2.5GHz プロセッサ、ScaleIO ストレージ ソフトウェア、および 6 x 2.5 インチ 800GB SSD を搭載した 4 ノード VxRack シャーシを使用しました。

テストソフトウェアにはMySQL Sysbenchを使用し、Dell R730サーバー上で稼働する仮想マシンからVxRackにストレージアクセスを送信しました。このテストでは、アクセスするVM数の増加に伴うVxRackのパフォーマンスを、1秒あたりのトランザクション数(TPS)とレイテンシの観点から測定しました。

図 1 は TPS を示しています。

TPS値は、4台のVM(3,980 TPS)から32台のVM(17,316 TPS)まで直線的に増加します。Storage Reviewは、4台のVMでのTPS値は「同じくオールフラッシュ構成のX-IO ISE-860 SANストレージよりもわずかに低く、ハイブリッドNutanix 4ノード構成よりも約60%高速です。… 8台のVMでは、ScaleIOはX-IO ISE 860との差を縮め、パフォーマンスは6,400 TPSをわずかに上回ります」と指摘しています。

12 台の VM で X-IO マシンを追い抜き、16 台の VM の後にそれを追い抜きました。

VxRack のスループットは控えめに言っても優れており、Storage Review では「驚異的」という言葉が使われています。

次に、テスターは MySQL のレイテンシを調べました。

平均レイテンシは、VM 4台では32.2ミリ秒、VM 32台では59.2ミリ秒と変動し、VM 12台から32台の間ではほぼ一定(51.3ミリ秒から59.2ミリ秒)でした。これは、負荷下でも良好な一貫性を示しています。

X-IO ISE 860は、VM4台とVM8台でそれぞれ29ミリ秒と39ミリ秒を記録しました。その後、再び後れを取りました。NutanixがStorage Reviewに自社製品を自由に公開する勇気があれば、オールフラッシュのNutanixリグが同じテストでどのように対応するか、非常に興味深いところです。Simplivityも同様です。ちなみに、X-IOは新しいオールフラッシュ製品をリリースする予定だと聞いています。®

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