Adobeの電子署名サービスがバイクラウドへ:AWSにAzureを追加

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Adobeの電子署名サービスがバイクラウドへ:AWSにAzureを追加

Adobe は、Amazon のクラウドでサービスを実行している現在の契約に加えて、同社の「Sign」電子署名サービスを Microsoft の Azure クラウドに導入する予定です。

Signは、ユーザーが画面上またはマウスを使って文書に署名し、その署名をPDFで使用できる電子署名サービスです。また、Signは、ペンとインクによる署名と同等の法的効力を持つ十分なセキュリティを備えた電子署名文書の交換を容易にします。

このサービスの技術概要 (PDF) には、そのインフラストラクチャが北米、日本、オーストラリア、欧州連合の AWS に存在することが説明されています。

今後数週間以内に、米国在住のユーザーはAzureホスト版のサービスも利用できるようになります。Azureのサービス提供範囲は徐々に拡大していく予定です。Adobe幹部はThe Registerに対し、Azureを追加する理由について明確な説明を得られませんでしたが、顧客の選択肢に関する陳腐な表現を述べるにとどまりました。詳細が明らかになった場合は、この記事を更新します。

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現時点では、Azureの採用は、Adobeが他のMicrosoft製品との連携に依存しているという事実から来ている可能性が高いと考えられます。同社は本日、Adobe SignがDynamics 365ワークフローと連携できるようになったことを発表しました。また、LinkedInのSales Navigatorとの新たな連携も発表されました。

Office 365のウェブアプリでは、Adobeサブスクリプションをお持ちの場合、リボンインターフェースにネイティブPDFサービスが統合されました。SharePointとOneDriveでは、「フォント、書式、レイアウトを維持し、パスワード保護可能な高品質のAdobe PDFを作成および表示」できるようになりました。

DynamicsおよびOffice365とのインフラストラクチャ共有により、Signのパフォーマンス向上が期待できます。Azureの導入は、Officeとの連携の代替案となる可能性もあります。Signからの回答をお待ちください。

Adobe はスキャン モバイル アプリも更新し、名刺の光学文字認識を実行して連絡先に追加できるようになりました。

The Register は新機能を簡単にテストし、最近リリースされた LinkedIn CardMuch アプリより少し使いにくいものの、それでもかなり便利だと報告しています。®

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