本日、ノルウェー国民は Microsoft Azure の長期にわたる障害の被害に遭い、企業に影響が及び、国民にオンライン サービスを提供する複数の政府 Web サイトがダウンしました。
Down Detector によると、問題が最初に現れたのは現地時間の午前 9 時で、3 時間以上続いたが、The Reg はAzure の正常性ダッシュボードでサービスがオフラインになっていることを示す公式の表示を見つけられなかった。そして、これは私たちだけではない。
「弊社のエンジニアが現在この問題に取り組んでいます」と、マイクロソフトは昼食直前にXのユーザーに向けて伝えました。「Azureポータルのサービス正常性ダッシュボードに通知が届いているはずです。回復の兆しが見えていますが、現時点で何か回復は見られますか?」
この回答は、おそらくマイクロソフトが予想していたものではなかっただろう。「明らかに複数の種類のリソースに深刻な問題があるのに、ヨーロッパのAzureステータスページではすべてのリソースが緑色になっているのはなぜですか?」とあるユーザーが質問した。
マイクロソフトは、Azure の問題は 1 つのリージョンに限定されていたことを確認し、「影響は特定されているため、サービス ヘルス ダッシュボードを通じて影響を受けるすべてのユーザーに対象を絞った通知を送信しています」と、X の同社担当者は返答した。
Cosmos DBはノルウェー東部でダウンしました。他のお客様でも、Webアプリがダウンし、ストレージアカウントが機能せず、Azure Virtual Desktopも機能しなくなりました。影響を受けたお客様は全員ではなかったようです。
ノルウェー政府のウェブサイトRegjeringen.noは数時間にわたって機能しなかった。
Regjeringen.noのページがダウンしたとき、視聴者はこれを見た
このサイトは首相官邸、各省庁、歴史データに関する情報を提供し、公文書も提供しています。というか、Azureがダウンするまではそうでした。
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ノルウェーの児童・青少年・家族局も同様に窮地に陥った。
クラウドサービスの利便性こそが素晴らしい点ですが、障害が発生すると状況は一変します。こうした事態は起こり得るものであり、理想的には顧客は有効な技術的説明と復旧見込み時間を求めているはずです。しかし、今日はこれらの要素がどちらも欠けていました。
マイクロソフトにコメントを求めたところ、広報担当者は「今、この件について調査させていただき、何か情報があればお知らせします」と回答した。®