学部生が4ノード、112コアで12.6TFLOPSのクラスターを構築

Table of Contents

学部生が4ノード、112コアで12.6TFLOPSのクラスターを構築

HPCブログISC(国際スーパーコンピューティング会議)学生クラスターコンペティションは、LINPACKの記録更新の場としての評判を再び確固たるものにしました。先週は、ASC'16春季大会で樹立された12.03 TFLOPSという現在の記録を、なんと2つのチームが更新しました。

華中科技大学のチームHUSTは、HPLスコア12.57 TFLOPSで新たな最高記録を樹立しました。チームは、8基のNVIDIA K80アクセラレータを搭載した4ノード、112コアのクラスターを運用していました。今回の受賞は、昨年春のASC'16での優勝に続き、チームHUSTにとってまさに追い風となりました。

多くの人にとっては驚きだったかもしれませんが、地元チームのハンブルクは12.29 TFLOPSという僅差の2位を獲得しました。優勝者とはわずか数FLOPS差でした。彼らは、2ノード、56コア、8基のK80を搭載した構成(特注の木製ラック付き)でこの記録を達成しました。

3ノード、72コア、6-K80 GPUを搭載したチームNanyangは3位を獲得しました。南アフリカは、より大規模な8ノードクラスターで4位に入り、佳作に輝きました。

これを歴史的な文脈で見ると、SC'13 から高得点がほぼ直線的に増加していることがわかります。

大きな異常は SC'15 で発生しました。どのチームも GPU を使用していなかったため、最高 HPL スコアは ASC'13 の記録を下回りました。

次回のレポートでは、今年のミステリーアプリを詳しく分析し、最終結果をお伝えします。どうぞお楽しみに。®

Discover More