イーロン・マスク、火星にベジタリアンの小さな町を構想

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イーロン・マスク、火星にベジタリアンの小さな町を構想

億万長者の宇宙開拓者イーロン・マスク氏は、一回の飛行に50万ドルをかけて人々を火星に輸送し、8万人の火星コロニーを立ち上げたいと考えている。

火星

マスク氏は、液体酸素とメタンを動力源とする巨大な再利用可能なロケットで火星まで飛行し、わずか10人ほどの人間で火星に植民地を築きたいと考えている。

Space.comによると、マスク氏はロンドンの王立航空協会で聴衆に対し「火星では、自立した文明を築き、それを非常に大きなものに成長させることができる」と語った。

彼は、赤い惑星への旅の値段は(比較的)手頃でなければならないと考えている。

「航空券の価格は、先進国の40代半ばくらいのほとんどの人が旅行に行けるだけの資金を捻出できるくらい安くする必要がある」と彼は語った。

火星へ向かう最初の人々は、火星の大気と地表下の氷から肥料、酸素、メタンを生産する機械を大型ブースターに搭載するほか、地球の作物を栽培するための巨大な透明ドームを建設するための建設資材も搭載することになる。

マスク氏は現在、再利用可能な大型ロケットの開発に取り組んでおり、これはMCT(大量貨物輸送機)または火星コロニー輸送機と呼ばれると噂されている。

旅行が可能になる頃には地球の人口は約80億人となり、10万人に1人が希望すれば、この植民地には8万人が居住できることになる。

しかし、政府が資金援助しなければ、この植民地は火星の地から立ち上がることはできないだろう。

「火星に基地を建設するには、いくらかの資金を費やす必要がある。基礎的な基盤を整えることが重要だ」とマスク氏は述べた。

「(アメリカ大陸の)イギリス植民地でも同じでした。事業を立ち上げるにはかなりの費用がかかりました。しかし、火星への定期飛行が実現すれば、火星への移住にかかる費用は50万ドルまで下がります。そうすれば、十分な数の人がそれを買うので、事業として成立すると思います。」®

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